【mixi転載】物語が復権するか?

投稿者: | 2008/09/21

Robert MaKee's STORY SEMINAR(映画『アダプテーション』より)

ここ数日かけて、2冊の本を読みました。
どちらも今年になって出版されたストーリーライティングの本で、
共に、実践的で画期的な本でした。ここまで具体的な本は初めてでは?
物語が見直され、ドラマの善し悪しが、より問われる時代が来そうです。
とても勉強になり、為になりました。

マンガの創り方(山本おさむW

シナリオライティングの黄金則(金子満W

どちらも税込3990円。本気でないと買えない価格かも。

「シナリオライティングの黄金則」は、
三幕構成に「千の顔を持つ英雄」や「神話の法則」など
ジョーゼフ・キャンベルW)の神話の構造を加味し、
テンプレートを使って、誰でもがベーシックな物語の構造で
書けるように指導しています。
いままでは翻訳本が中心だったので、
日本で三幕構成Wが普及する、発信源になるかもしれない。

「マンガの創り方」は、絵の描き方には触れず、
アイデアからストーリー、そしてネームの構成までを、
実例を使って、詳細に解説します。高橋留美子Wの短篇を使った
具体例がすばらしい。語り方の演出テクニックを、
誰の視点なのか、どう伏せて何を見せたら効果的か、など、
シナリオで云うと、1文単位でダメ出ししてゆく感じ。
しおりの紐が、赤青黄と3本ついているのが、本気度を感じます。

1冊買うなら「マンガの創り方」。三幕構成の本を既に読んでいるなら、
「シナリオライティングの黄金則」は不用かも?
おすすめです。新井一先生の「シナリオの基礎技術」の次くらいの良さ!!