【mixi転載】2009年映画ベスト

投稿者: | 2009/12/29

思い返して、私にとって、停滞の一年でした。
ひたすら足踏みで進展が無く、底を這いずっている感がある。
その反動か、映画に勇気づけられることが多かったデス。
今年に観た映画は、クオリティが高く、映画の復興を感じたナ。

■2009のベスト

1)レスラー (映画)Wダーレン・アロノフスキーW
メソッド・アクティングの最良の例。
ハリウッドのアメリカン・ニューシネマWは、メソッドと共に映画を変えたが、
あの時代さえも達成できなかった、現実とフィクションの融合が、
この作品にはある。しかも、シンプルかつ自然なところが素晴らしい。

2)スラムドッグ$ミリオネアWダニー・ボイルW
童貞少年の青臭い、いちずな恋。ミリオネアのサスペンスかと
思いきや、中盤からどんどんラブストーリーへと加速してゆく。
アカデミー賞は、映像と音楽に与えられたのだと思う。
被写体たちのパワフルさに加え、音楽の豊かさは特筆に値する。

『スラムドッグ$ミリオネア』(ダニー・ボイル/2008)

3)グラン・トリノWクリント・イーストウッドW
ノンスターの小さな小さな映画。
これだけで映画として成立させてしまう監督の力量に感服するが、
でもね、イーストウッド主演だから成立するわけで、実はズルイ!!

4)母なる証明Wポン・ジュノW
久々に、映画だなあ〜と感じさせてくれた。
人を描くことがドラマであって、観客を楽しませることよりも、
生き様が描かれている作品に、私は、より魅力を感じる。
シリアスだが、突き抜けた力がある。

5)ディア・ドクターW西川美和W
1作ごとに技巧を加え、力を増してゆく監督に拍手!!

『ディアドクター』『劒岳 点の記W木村大作W)』『愛のむきだしW園子温W)』と、
例年、「今年も1本も無いよ〜」とボヤいていた日本映画に、
今年は、刺激的な出会いがあって、嬉しかった。


Pocket