高峰秀子が好き

投稿者: | 2018/06/05

昔の日本映画を観るにつけ、気になってくるのが、高峰秀子さん!!

貧乏から子役で家族を養い、太平洋戦争では、死んでゆく兵士が胸に秘めた代理恋人として、一番だった人。
兵士を送り、慰問団でまわり、戦後は反戦の視点を持った、気丈な人。
引退後は、エッセイ集『わたしの渡世日記』で名を成すが、それもデビュー初期の『綴方教室』からずっと続けている勉強の賜であろう、真面目な人。

とにかく、日中戦争から大東亜戦争初期にかけての、『新篇 丹下左膳 隻眼の巻』『阿波の踊子』の可愛さといったら、ツンデレの見本!! なのだ。

日本映画傑作全集などから、高峰秀子W(1924/3/27〜2010/12/28)さんの画像をキャプチャーしてみました。

『新篇 丹下左膳 隻眼の巻』中川信夫(1939/東宝)

『新篇 丹下左膳 隻眼の巻』中川信夫(1939/東宝)

『新篇 丹下左膳 隻眼の巻』中川信夫(1939/東宝)

『新篇 丹下左膳 隻眼の巻』中川信夫(1939/東宝)

『新篇 丹下左膳 隻眼の巻』中川信夫(1939/東宝)

『新篇 丹下左膳 隻眼の巻』中川信夫(1939/東宝)

新篇 丹下左膳 隻眼の巻』(監督:中川信夫W)では、勝ち気な商家の娘の役で、からかう岸井明Wを殴るシーンが可愛い。劇中で、恋い焦がれる大河内傳次郎W(丹下左膳)の物真似をするのだが、必見!!

『阿波の踊子』マキノ正博(1941/東宝)

『阿波の踊子』マキノ正博(1941/東宝)

『阿波の踊子』マキノ正博(1941/東宝)

『阿波の踊子』マキノ正博(1941/東宝)

『阿波の踊子』マキノ正博(1941/東宝)

『阿波の踊子』マキノ正博(1941/東宝)

『阿波の踊子』マキノ正博(1941/東宝)

『阿波の踊子』マキノ正博(1941/東宝)

阿波の踊子W』(監督:マキノ正博W)は、徳島ロケの阿波踊りシーンが圧巻!! この作品でも、男たちを平手打ちし、恋い焦がれる長谷川一夫Wの動作を真似てみる。

『秀子の車掌さん』成瀬巳喜男(1941/南旺映画)

『秀子の車掌さん』成瀬巳喜男(1941/南旺映画)

『秀子の車掌さん』成瀬巳喜男(1941/南旺映画)

『秀子の車掌さん』成瀬巳喜男(1941/南旺映画)

『秀子の車掌さん』成瀬巳喜男(1941/南旺映画)

『秀子の車掌さん』成瀬巳喜男(1941/南旺映画)

『秀子の車掌さん』成瀬巳喜男(1941/南旺映画)

『秀子の車掌さん』成瀬巳喜男(1941/南旺映画)

『秀子の車掌さん』成瀬巳喜男(1941/南旺映画)

『秀子の車掌さん』成瀬巳喜男(1941/南旺映画)

秀子の車掌さんW』(監督:成瀬巳喜男W)はオールロケで、少ない登場人物の佳作。自然体で、のびのびとした姿が素敵。

『銀座カンカン娘』島耕二(1949/新東宝)

『銀座カンカン娘』島耕二(1949/新東宝)

銀座カンカン娘W』(監督:島耕二W)は、親友役に笠置シヅ子W、彼氏役が灰田勝彦W、居候先の夫婦が古今亭志ん生W浦辺粂子W、唄うトリオのもう一人が岸井明Wという、とんでもないキャスティング!!

『カルメン故郷に帰る』木下惠介(1951/松竹)

『カルメン故郷に帰る』木下惠介(1951/松竹)

『カルメン故郷に帰る』木下惠介(1951/松竹)

『カルメン故郷に帰る』木下惠介(1951/松竹)

『カルメン故郷に帰る』木下惠介(1951/松竹)

『カルメン故郷に帰る』木下惠介(1951/松竹)

カルメン故郷に帰るW』(監督:木下惠介W)は木下惠介監督らしい悪意を感じられる。女性を美しく撮ろうなどと考えていない。ありのままに突き放して描いている。

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こういう腹の据わった役者さんは、昭和の時代のものかもしれませんね。生活を背負った、覚悟が違う気がします。痛みの先の笑顔……が当たりまえの前提としてあった。