芸術による社会実践展@梅野記念絵画館
東御市の梅野記念絵画館・ふれあい館で開催されている、ソーシャリー・エンゲイジド(Socially Engaged)『芸術による社会実践展』に行ってきました。
2019年7月6日
- 小諸市で、茶房 読書の森 を運営する 依田すろうりぃ さん
- 上田市で、犀の角(さいのつの) を運営する 荒井洋文 さん
お二人の活動を紹介する企画展示です。
ソーシャリー・エンゲイジド 芸術による社会実践展
2019年7月2日〜7月28日
入り口には看板があって、まずは SEA(ソーシャリー・エンゲイジド・アート/Socially Engaged Art)の説明。そして左右に各々の展示に分かれます。
読書の森 は、いつもは喫茶室ある作品がたくさん来ていました。小諸のお店では「ある」という感じで、日常の中に意図的に放り出されているのですが、ここでは整然と並べられ、「展示」されていることが新鮮でした。
「アーティスト」からの書簡も多く、「コミュニケーションの記録」として貴重です。
犀の角 は、これまでの公演やイベントの映像記録を流していました。
モニタを載せた箱馬と、鑑賞席の座布団が、実際の「犀の角」の演劇空間を再現していて、かわいいです。
流れているビデオをじっくり観ることができれば良かったのですが、全部観るには時間がかかりそうで、退席してしまいました。すみません。
双方の展示の中間には、依田すろうりぃさんと、荒井洋文さんのインタビュー映像があって、二人の活動の趣旨と人物を理解する一番の資料になっています。2回観てしまいました。
とりわけ面白く、今回の展示の最大の収穫は、地元のアーティストやキーパーソンとのつながりを表した、相関図!!です。
個人情報満載ですが、なにかを始めようとしている人、なにかを動かそうとしているかたには、どうつながってゆけば良いかの指針になります。
こういう人脈で動いているのか……と、感心してしまいました。(^o^;)
観たあとは、ロビー(喫茶)で、目の前に広がる、明神池と浅間連山を眺めて、まったり。ここは「芸術むら公園」だけあって、開放的な雰囲気と広がる景色が、豊かな気持ちにさせてくれます。
東御市 梅野記念絵画館・ふれあい館
長野県 東御市 八重原935-1 芸術むら公園
Homepage:
https://umenokinen.com
茶房 読書の森
長野県 小諸市 山浦5179-1(御牧ヶ原)
Homepage:
https://kp2y-yd.wixsite.com/gh-dokusyonomori
Facebook:
https://www.facebook.com/dokusyonomori
犀の角 SAI NO TSUNO
長野県 上田市 中央2-11-20(海野町)
Homepage:
http://sainotsuno.org
Facebook:
https://www.facebook.com/sainotsuno2016