シドニー・ポラックが逝く
一番好きな、軽妙で洒脱でありながら生真面目で知的な、
大好きな映画監督:シドニー・ポラックが死んでしまった……。
『追憶』のコメンタリーと、『大いなる勇者』の特典映像は、私にとって、ひじょうに大事なモノであり、『スクープ 悪意の不在』や『コンドル』は、社会派エンターテイメントとしての教科書だった。
『トッツィー』での、ダスティン・ホフマンとのやりとりは、何度観てもスバラシイ秀逸の掛け合いだし、『夫たち、妻たち』の冒険への加担も頭がさがる。
ネイバーフッド・プレイハウスの教師であり、ここの創始者であるサンフォード・マイズナーのアプローチが、実は私のシナリオ・ライティングの方法論のベースになっている。
くやしい。好きな人たちが死ぬ前に、出会える場所にたどり着きたい!!