2008年映画ベスト と『WALL・E』

おかむーBLOG映画,映画ベスト

1) ミスト

フランク・ダラボンは強いよなあ〜。残酷さを逃げずに描いてるモン。

『ミスト』(フランク・ダラボン/2007)

2) カンフー・パンダ

劇場で3回観て、3回ともボロボロ泣いたのですが……泣くだろ??

『カンフー・パンダ』(2008)

3) 奈緒子

古厩智之監督……ブレていないのが凄いなあ〜。
こういう単純なストーリーが強いと思うのだけれど。
主役の移行も、駅伝に重ねて、全体でバトンを渡すことの意味を描いている。


さて『WALL・E』は、モノスゴイ作品だったけど、面白くなかった。

  • ウォーリーがあまり苦しんでいない。
  • ウォーリーが苦しんでいないのに、簡単に解決してしまう。
  • ウォーリーが主役かと思っていると、イヴが主役になり、船長が主役になり、全体がウォーリー目線で貫かれていない。
  • ラブストーリーを目指していたはずなのに、生きる意味を問う話に、移行してしまう。

人類なんてどうでもいいんだよ! ウォーリーがイヴをどう口説いて、どう愛を成就させるかが観たいんだよ!!!イヴのさらわれた先が、悪として描かれていないのが原因かも???
(ありきたりで今の観客は許さないだろうけど、宇宙人でいいじゃん!!)