2012年映画ベスト/韓国脚本力!!
早いけど、今年はもう決めてしまいました。
2012年映画ベスト
1) DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る(高橋栄樹)
アイドル論として傑出している。……「フライングゲット]」が「空飛ぶ強制収容所」に聞こえる凄まじさ。
![『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』(2012)](https://acting.jp/wordpress/wp-content/uploads/2012/03/akb48-300x168.jpg)
2) 桐島、部活やめるってよ(吉田大八)
状況はあるが、ドラマは無い。語り尽くさない、プッシュしない。
状況を感じさせること、観客に主体的に読み取らせること、に成功した稀有な作品。
(……私にとっては、映像制作は確かにルサンチマンだったかも知れないね)
![『桐島、部活やめるってよ』吉田大八(2012)](https://acting.jp/wordpress/wp-content/uploads/2012/12/kirishima.jpg)
スクールカーストは、『ミーン・ガールズ』(脚本:ティナ・フェイ/2004)がドラマとして上手く仕上がっていたと思う。
![『ミーン・ガールズ』マーク・ウォーターズ(2004)](https://acting.jp/wordpress/wp-content/uploads/2012/12/meangirls-300x169.jpg)
3) ハロー!? ゴースト(キム・ヨンタク)
号泣した。二度目に見直すと、伏線として無駄がない。ミスリードは確信犯ダッ。
![『ハロー!? ゴースト』キム・ヨンタク(2010)](https://acting.jp/wordpress/wp-content/uploads/2012/12/hallo_ghost.jpg)
4) 高地戦(チャン・フン)
ドキュメンタリーテイストの先行作品を凌駕し、アジア的ベタさの加わった、新しい戦争映画。
5) The Beaver/それでも、愛してる(ジョディ・フォスター)
ハリウッドの底力。監督経験者が主役だし、役者の質が高すぎる!!
![『The Beaver(それでも、愛してる)』ジョディ・フォスター(2011)](https://acting.jp/wordpress/wp-content/uploads/2012/12/beaver.jpg)
『それでも、愛してる』は、2008年の「THE BLACK LIST」に掲載されました。
次点(公開順)
- ものすごくうるさくて、ありえないほど近い(スティーブン・ダルドリー)
- ドライヴ(ニコラス・ウィンディング・レフン)
- アメイジング・スパイダーマン(マーク・ウェブ)
- おおかみこどもの雨と雪(細田守)
![『おおかみこどもの雨と雪』細田守(2012)](https://acting.jp/wordpress/wp-content/uploads/2012/12/ookamikodomo-300x168.jpg)
「物語力」と「企画力」で、どれだけ信念をもち、腹がすわってブレないかが、大事だとツクヅク思う。