2017年映画ベスト (全裸だからか?)

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ラ・ラ・ランド』(監督:デイミアン・チャゼル)に全く乗れず、『ブレードランナー 2049』(監督:ドゥニ・ヴィルヌーヴ)にはイライラし、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(監督:ライアン・ジョンソン)も楽しめず、にもかかわらず『ゴースト・イン・ザ・シェル』(監督:ルパート・サンダース)が面白かったのは、自分探しの旅というオーソドックスな物語だったからでしょうか? (全裸だからか??)

ゴースト・イン・ザ・シェル

『ゴースト・イン・ザ・シェル』ルパート・サンダース(2017)
『ゴースト・イン・ザ・シェル』ルパート・サンダース(2017)

スカーレット・ヨハンソンの、『アンダー・ザ・スキン 種の捕食』(監督:ジョナサン・グレイザー/2013)、『LUCY/ルーシー』(監督:リュック・ベッソン/2014)よりも好き。押井守監督作品の『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』(1995)や『イノセンス』(2004)よりも楽しめた。

ピーター・ジャクソンのスタジオを使い、『ガタカ』(監督:アンドリュー・ニコル)の美術監督、というのもポイント高いですが、私は桃井かおりさんの演技にマジ泣きしてしまいました。

桃井かおり『ゴースト・イン・ザ・シェル』(2017)
桃井かおり『ゴースト・イン・ザ・シェル』(2017)

ゴースト・イン・ザ・シェル』の英語版で泣き、日本語吹替版では泣かなかったので、物語の展開で泣いたのではなく、桃井かおりさんの表現力で泣かされたのです。英語版と日本語吹替版で印象が違ったということは、この映画が“アート”であり、“エンターテイメント”ではない証拠です。

スノーデン

危険な映画v(監督:オリバー・ストーン)は日本人必見!!

『スノーデン』オリバー・ストーン(2016)
『スノーデン』オリバー・ストーン(2016)

素晴らしきかな、人生

脚本:アラン・ローブ、監督:デヴィッド・フランケルと来たら、観ないわけにはいかない。

『素晴らしきかな、人生』デヴィッド・フランケル(2016)
『素晴らしきかな、人生』デヴィッド・フランケル(2016)

幸せなひとりぼっち

スウェーデン発『幸せなひとりぼっち』(監督:ハンネス・ホルム)は、シンプル。

『幸せなひとりぼっち』ハンネス・ホルム(2015)
『幸せなひとりぼっち』ハンネス・ホルム(2015)

怪物はささやく

ジュニア・ファンタジー『怪物はささやく』(監督:フアン・アントニオ・バヨナ)は、とっても大人。

『怪物はささやく』フアン・アントニオ・バヨナ(2016)
『怪物はささやく』フアン・アントニオ・バヨナ(2016)

怪物はささやく』は、2013年の「THE BLACK LIST」に掲載されました。


以前に【投稿】ブラックリストでHollywoodの“好き”を追え を書いてから、“THE BLACK LIST”の脚本家たちを気にしている。皆、若いよね。

アラン・ローブ(Allan Loeb)1969-

アラン・ローブ(1969-)
製作総指揮・脚本 悲しみが乾くまで』(監督:スサンネ・ビア/2007)
脚本 ラスベガスをぶっつぶせ』(監督:ロバート・ルケティック/2008)
脚本 ウォール・ストリート』(監督:オリヴァー・ストーン/2010)
脚本 アラフォー女子のベイビー・プラン』(監督:ジョシュ・ゴードン/2010)
脚本 ウソツキは結婚のはじまり』(監督:デニス・デューガン/2011)
脚本 闘魂先生 Mr.ネバーギブアップ』(監督:フランク・コラチ/2012)
製作・脚本 素晴らしきかな、人生』(監督:デヴィッド・フランケル/2016)
脚本 キミとボクの距離』(監督:ピーター・チェルソム/Netflix/2017)
脚本 さよなら、僕のマンハッタン』(監督:マーク・ウェブ/2017)

デヴィッド・ベニオフ(David Benioff)1970-

デイヴィッド・ベニオフ(1970-)
原作・脚本 25時』(監督:スパイク・リー/2002)
脚本 トロイ』(監督:ウォルフガング・ペーターゼン/2004)
脚本 ステイ』(監督:マーク・フォースター/2005)
脚本 君のためなら千回でも』(監督:マーク・フォースター/2007)
脚本 ウルヴァリン:X-MEN ZERO』(監督:ギャヴィン・フッド/2009)
脚本 マイ・ブラザー』(監督:ジム・シェリダン/2009)
ショーランナー ゲーム・オブ・スローンズ』(HBO/2011〜)

ジェームズ・ヴァンダービルト(James Vanderbilt)1975-

ジェームズ・ヴァンダービルト(1975-)
製作・脚本 ゾディアック』(監督:デヴィッド・フィンチャー/2006)
脚本 アメイジング・スパイダーマン』(監督:マーク・ウェブ/2012)
製作・脚本 ホワイトハウス・ダウン』(監督:ローランド・エメリッヒ/2013)
製作・脚本・監督 ニュースの真相』(2015)