ひとまず、GH3で始めます
80年代から90年代半ばにかけて、8mmフィルム(スーパー8mmフィルム)で自主制作映画をつくっていた私ですが、その後、撮影からは遠ざかり、ここにきて再開しようかと思いつつ、さて撮るには何の機材がいるのかしら……と、(ビデオ機材は、DVCAMのPD150しか所有しなかったし)
ひとまず、2012年12月発売の、Panasonic LUMIX GH3 で、始めてみることにしました。
6年前の、2世代前の型落ちモデルになりますが……。
先ざき、買い足して、2カメ or 3カメの、マルチカメラで撮ってみたいのと、4Kだとパソコンのスペックが追いつかないだろうから、フルHDまでと見切って。
あのころ(1980年代)は、ピントはマニュアルだし、露出もオート値を参考に露出計で測って固定していたし、できあがりは現像を待たねばならなかったから、今の機材の便利さが、どう作用してくるか、楽しみです。
MFT(マイクロフォーサーズシステム)のレンズを選ぶにあたって、
8mmフィルム時代は、どのくらいの画角のレンズを使っていたのか?
特撮アニメ短編(1984)
ニコン R8
7.5mm〜60mm(F1.8)
同録ドキュメンタリー(1989)
エルモ 612S-XL
8.5mm〜51mm(F1.2)
長篇ドラマ(1994)
キヤノン 1014XL-S
6.5mm〜65mm(F1.4)
+ ワイコン 4.3mm
+ テレコン × 1.4倍
キヤノン 310XL
8.5mm〜25.5mm(F1.0)
8mmカメラの焦点距離と、水平画角、35mm判換算焦点距離
インターネットのWEBサイト上あった、焦点距離と画角の換算式を使って、表にしてみました。
(アパーチュアを、横:5.7mm × 縦:4.2mm で計算)
メーカー | カメラ | 焦点距離 | 水平画角 | 35mm換算 |
Canon | 1014XL-S(Super8) | 6.5mm | 47.4° | 40mm |
〜 65mm | 5.0° | 〜 400mm | ||
+ ワイコン | 4.3mm | 67.1° | 26mm | |
+ テレコン(1.4倍) | 〜 91mm | 3.6° | 〜 556mm | |
Nikon | R8(Super8) | 7.5mm | 41.6° | 46mm |
〜 60mm | 5.4° | 〜 367mm | ||
ELMO | 612S-XL(Super8) | 8.5mm | 37.1° | 52mm |
〜 51mm | 6.4° | 〜 312mm | ||
(DV)SONY | DSR-PD150(1/3-inch) | 6mm | 43.6° | 43mm |
〜 72mm | 3.8° | 〜 520mm |
基本、単焦点でそろえようと思っているので、15mm(広角), 25mm(標準), 42.5mm(望遠) ですね。
マイクロフォーサーズ | 15mm | 25mm | 42.5mm | 100mm | 175mm |
35mm換算 | 30mm | 50mm | 85mm | 200mm | 350mm |
水平画角 | 59.9° | 38.2° | 23.0° | 9.9° | 5.6° |
クロップ(35mm換算) | 72mm | 120mm | 204mm | 480mm | 840mm |
8ミリフィルム時代は、ISO40のタングステンタイプで撮っていたので、屋外ではISO25。GH3は低感度側がISO200なので、3絞り分違う。NDフィルターは必須ですね。(絞りを開けようとすると、ND64 でも足りない)