原稿用紙は格子枠(ルビなし)が好き
原稿用紙は、らくがき用に、ひんぱんに使っていて、目障りでない“格子枠(ルビなし)”が好きだ。メモ帳がわりなので、ピリッと剥いで使いやすいB5サイズ。
先日、去年の秋に工事をしていた、神楽坂の山田紙店に再び行ってみると、別の店ができていて、山田紙店は廃業だと云う。なんと!!
![山田紙店(B5・鼡障子)税込262円](https://acting.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/02/yamada_gray.jpg)
![山田紙店(B5・黄障子)税込262円](https://acting.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/02/yamada_orange.jpg)
万年筆のインクを弾いてしまうのが難点だが、薄くて安くて、余白のバランスも丁度良くて、好きだったのに……。
![相馬屋(B5・行間なし・グリーン)税込302円](https://acting.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/02/soma.jpg)
とすると、残るは同じ神楽坂の、相馬屋である。ここは紙が良く、厚手。余白は右側が非対称に広い。
手に入れやすさだと、満寿屋や伊東屋で、紙もクリーム色で目に優しく、一時期はこればっかりだったのだが、そのうち、いかにも良い原稿用紙使ってます感が自分で恥ずかしくなって、最近は使っていない。
![満寿屋(B5・クリーム紙・ルビ罫無し・セピア)税込540円](https://acting.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/02/masuya_red.jpg)
![満寿屋(B5・クリーム紙・ルビ罫無し・グレー)税込540円](https://acting.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/02/masuya_gray.jpg)
![伊東屋(B5・クリーム紙・灰罫)税込486円](https://acting.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/02/itoya.jpg)
満寿屋や伊東屋だと、厚すぎてなあーと。紙は白色で、グレーの枠線が良いと思っているのだが、山田紙店が無いとなると……発見!!
![シナリオ作家協会(B5)税込308円](https://acting.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/02/sakkyo.jpg)
![シナリオセンター(B5)税込250円](https://acting.jp/wordpress/wp-content/uploads/2017/02/scenacen.jpg)
シナリオ作家協会製は、昔の原稿用紙を複写したデザインで、昔の活版印刷だったら味があって良かっただろうに、複写してオフセット印刷なので、印刷の味がまったく無くなってしまっている。作家の協会なのに、悲しい出来……。
シナリオセンター製は、満寿屋のコピーといった感じで、使いやすいのだが、枠が赤!! これが鼠なら満点だったのに!! 安いし。
結局、お気に入りは、世の中に無いのか??