
クライテリオン版『隠し砦の三悪人』
カセについて考えていたら、急に『隠し砦の三悪人』(1958)が観たくなった。カセ(枷)とは、「ドラマを盛りあげるための関係的要素」。

汚名・姿三四郎「失恋したらナンでもあり」
好きな女が、ほかの男とくっついて仲睦まじくやっているのを見て、彼女が仕合わせナンだからそれで良い……などと、訳知り顔で澄ましていられるのは、たいした恋では無い。

アバター(IMAX3D)
ジェームズ・キャメロンて、こういう作品も撮れるのか!って驚嘆した。

シドニー・ポラックが逝く
一番好きな、軽妙で洒脱でありながら生真面目で知的な、大好きな映画監督:シドニー・ポラックが死んでしまった……。

『野獣狩り』は観る価値アリ
君塚良一さんが『脚本通りにはいかない』で、まっさきに語っている、『野獣狩り』をようやく観ました。確かにコレは『踊る大捜査線』の原型ですね。

映画はラストに向って走る
『4分間のピアニスト』が傑作だった。ちょっと不自然に感じていた描写が、見事ラストショットに結実した。